ニュース

NEDO「推論に特化した2nm世代半導体を活用する高速・低消費電力な医用画像処理システムの研究開発」に採択されました

2026年10月21日

技術研究組合 最先端半導体技術センター(LSTC)、北海道大学、富士フイルム株式会社、GEヘルスケア・ジャパン株式会社、imecの5者で提案した研究開発が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/先端半導体製造技術の開発(委託)」に採択されました(2026年10月20日発表)。

 

本事業では、医療機器の中で動くリアルタイムAI(エッジAI)を、国内で生産される最先端の2nm世代推論特化半導体で実現することを目指します。医療AIの普及を妨げてきた「消費電力」と「処理遅延」の課題を解決するため、現行GPUと比べて画像処理速度5倍以上、エネルギー効率10倍以上を目標としています。

 

主な開発テーマは次の3つです。

リアルタイム画像診断支援:フォトンカウンティングCTに対応するCT画像高速再構成AI・臓器セグメンテーションAI(富士フイルム)
リアルタイム診療支援:超音波画像とCT/MRI画像の重ね合わせ(GEヘルスケア・ジャパン)
リアルタイム手術支援:手術顕微鏡映像からの器具・解剖構造・出血の認識(北大+imec)

 

当教室の工藤與亮教授が研究開発副統括責任者を務め、北海道大学はすべてのテーマで医用画像AIの設計・評価と臨床適合性の検証を担います。北海道大学病院で医療現場での有用性を確かめ、臨床への社会実装と地域医療の高度化につなげていきます。

 

詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。
・北海道大学プレスリリース(PDF):https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/261020_pr2.pdf
・LSTCプレスリリース(PDF):https://www.lstc.jp/assets/pdf/5社連名_d7_press_20261019.pdf
・NEDO公募結果:https://www.nedo.go.jp/koubo/IT3_100373.html