⼩栗 耕平 先生
香川大学 2023年卒
(インタビュー時 専攻医2年目)
- 放射線診断医を志したきっかけ
初期研修が始まった当初は、もともと内科系の診療科に進もうと考えており、放射線科は正直なところ進路の選択肢として強く意識していませんでした。
しかし、進路を考える中でふと放射線科を見学する機会があり、そこで画像診断を通して各診療科の診療に深く関わっていること、またCT・MRI・核医学・IVRなど幅広い領域に携われることに魅力を感じました。画像を通して全身の疾患を診るという点は、内科志望だった自分にとっても非常に興味深く、気づけば放射線科に惹かれていました。
見学の際に先生方が熱心に説明してくださり、若手の先生方も楽しそうに働いている姿を見て、「ここで学んでみたい」と思ったことが入局の大きなきっかけです。
- これまでの研修
入局後は、読影の基礎から丁寧に指導していただいています。最初はわからないことばかりでしたが、上級医の先生方に相談しやすい雰囲気があり、日々の読影チェックやカンファレンスを通して少しずつ知識が整理されていくのを実感しています。
北大放射線科では、脳神経、体幹部、核医学、超音波、IVRなど多くの分野を経験できるため、放射線科医として必要な幅広い力を身につけることができます。大学病院ならではの専門性の高い症例に触れられる一方で、関連病院でcommon diseaseや救急疾患を多く経験できる点も、大きな魅力だと感じています。
私は他大学出身で、入局前は北大の医局に馴染めるか少し不安もありました。しかし実際には、出身大学に関係なく温かく迎えていただき、困ったことがあればすぐに相談できる環境です。上級医の先生方だけでなく、年次の近い先生方にもよくしていただいており、安心して研修を続けることができています。
- 学生さん・初期研修医へのメッセージ
放射線科は、全身の疾患を画像から診断し、各診療科の診療方針に関わることができる非常にやりがいのある診療科です。内科系に興味がある方にとっても、全身を幅広く診るという点で親和性が高い分野だと思います。
私自身、最初から放射線科を志望していたわけではなく、見学をきっかけに道が大きく変わりました。少しでも興味があれば、まずは一度見学してみることをおすすめします。他大学出身の方でも安心して研修できる環境ですので、ぜひ気軽に相談していただければと思います。