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平田健司准教授の原著論文「A preliminary study to use SUVmax of FDG PET-CT as an identifier of lesion for artificial intelligence」Frontiers in Medicine誌に掲載されました。

2021年04月30日

FDG PET-CTのレポート本文には、SUVmaxという数字(取り込みの強さを表す指標)の文字列が頻繁に登場します。これを使って病変部位を特定できないだろうか?
そんな疑問から独自に研究を開始しました。SUVmaxが小数点以下2桁あるいは3桁で書かれていれば、十分な精度で病変部位を特定できることを発見しました。この技術は、レポートサマリーの自動生成や過去画像との自動比較、そして大量のレポートに基づくAI向け教師データの自動生成にもつながります。今後も研究の動向にご期待ください。

https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fmed.2021.647562/full