スタッフ

鈴木 純 先生 

(専攻医2年目)

名古屋市立大学卒 2017年卒
(インタビュー時 卒後4年目)

- 若手放射線科医の声 -

放射線診断医を志したきっかけ

初期研修2年目、そろそろ志望科を決めて後期研修に向けた準備を始めなければいけない。そんな時期に放射線科で2ヶ月研修をしました。その際にお世話になった先生が読影・IVRと幅広く活躍されている姿をみて、放射線科に興味を持ちました。また、「総合的な知識が必要なので数十年たった今でも分からないことだらけ。勉強する事がいつまでもあって楽しいよ」とお話を伺いました。もともと放射線科という選択肢はあまり考えていなかったのですが、そんな経験に感化された私は、タイミングも相まって放射線科医を志すこととなりました。

これまでの研修

後期研修1年目は北海道がんセンターで勤務しました。放射線科医と進路を決めてからも、「いずれ専門の勉強はできるから・・・」と、後期研修が始まってから本腰を入れて放射線科医としての勉強を始めましたので、1から丁寧に読影の基礎を教えていただきました。多様な悪性疾患を一通り経験でき、特に乳腺・婦人科のMRI読影を多く勉強できる施設でした。また道内より骨軟部腫瘍の患者様が集まるため、希少な症例を経験できます。

後期研修2年目の現在は市立函館病院で勤務しています。道南の3次救急を担う病院で、読影業務に加えて、IVR(経皮的動脈塞栓術)も多く、指導医が助手、後期研修医が術者として処置を行うことも少なくありません。

関連病院が多いため、それぞれの施設で様々な読影・IVRを経験できることが北大放射線科プログラムの強みだと思います。

学生さん・初期研修医へのメッセージ

放射線科は夜間の呼び出しや休日出勤が他科に比べると少ない科だと思います。規則正しい生活を好む方に向いているかもしれません。読影・IVRと働き方も様々です。私は名古屋出身で、初期研修から北海道に越してきました、言ってしまえば”外様”なわけですが、ストレスフリーの研修の日々を送っています。北海道大学・北海道に縁のない方でも安心して研修ができる環境です。皆様と一緒に勉強できればと思います。

 

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