Ai(Autopsy imaging)

死因究明教育研究センターのオートプシーイメージング部門は北海道大学病院放射線診断科と協力し、北海道大学病院内発生例での死亡時CT画像撮像および病理解剖のシステム構築を行っています。死亡時CT画像撮像と病理解剖を行った症例ではCRPC(clinico-radiological-pathological conference)として症例検討を行っています。また、北海道大学病院医療安全管理部とも協力し、医療事故調査制度対象例に対する死亡時CT画像撮像および症例検討を行っています。さらに、知見を広く共有し地域への貢献に資するため、学外医療機関からの死亡時CT画像診断の読影業務の受託を2018年2月1日より開始しました。

死亡時画像診断(以下Ai)には、死後変化と蘇生時変化など通常の画像診断とは異なる知識が必要です。死後画像診断という学問の学部教育や大学院教育への充実化、人材育成を行っています。

今後、画像と解剖データの蓄積が進むことで、Ai×AI(人工知能)の研究でさらに学問的貢献をしていきたいと考えています。

なお、死因究明教育研究センターおよび学外医療機関からの死亡時CT画像診断の読影業務に関しては以下のホームページをご参照ください。

http://cdicenter2016.med.hokudai.ac.jp/index.html