乳腺領域では、3T-MRIを用いた乳癌の研究を行っています。造影dynamic撮像や拡散強調像、拡散尖度画像などにRadiomicsの手法を応用して、乳癌のサブタイプや治療効果に関して検討しています。また、乳腺外科、超音波センターと共同し、産学連携で乳腺の新たなモダリティとして期待されている超音波CTの研究開発・臨床応用を行っています。
乳腺外科、超音波センター、病理診断科との画像・病理カンファレンスを定期的に行っており、画像と病理の対比を通して乳癌の画像を幅広く学ぶことができます。
骨盤領域では、MRIを用いて卵巣腫瘍や子宮癌に関する検討を行っています。日常臨床においては、院外で撮像された画像を含め、良性~悪性まで多岐にわたる子宮・卵巣の病変の画像診断を行っています。婦人科との画像カンファレンスを定期的に開催し、術前・術後の様々な症例について検討しています。