血管造影用X線透視装置は専用のCT撮影装置、回転DSA(Digital Subtraction Angiography)撮影による3次元画像作成機能、C-arm装置によるCT-like imaging機能などを備え、高精度の診断・治療・研究を行う環境が整っています。当院の近年のIVR実施件数は全国トップクラスであり、豊富な症例をベースに臨床研究を行っています。国内・国際の多施設共同研究へも参加しており、IVRのエビデンス作りへ貢献しています。また基礎的な研究として、各種動脈塞栓術における塞栓物質の使用法、カテーテル治療の難易度解明、放射線治療用の新しい金属マーカーの開発、IVR支援アプリケーション開発に関する研究等を行っています。